みなさんこんにちは。
渡辺です。
先日の記事の続きのような感じですが、今回もカラーについてのお話です。
いつも黄色くなっちゃう赤くなっちゃう
てことはよく聞きますが・・・
なぜか?
アンダーカラーが関係している
髪の色素は
- 青
- 赤
- 黄
の3色が混ざって黒くなっています。
昔習ったはずの色の三原色ってやつですね。
アンダーカラーとは、髪が持っている色素みたいなイメージですね。
明るくしていくと髪の色素が抜けていきます。
抜ける順は
青→赤→黄
の順に抜けていきます。
左が暗い髪
右が明るい髪
明るくなるにつれて徐々に色素が無くなっていきます。
明るくなると髪のアンダーカラーはどうなっているのか?
下の図をみてもらうと分かりやすいですが
6〜9トーンは赤味が強いのが分かりますね。
10トーン以上になれば、オレンジから黄色になっていきます。
例えば8トーンの髪と13トーンの髪
同じ人でも色が抜けると違う色になりますよね?
8トーンだとオレンジっぽく
13トーンだと黄色っぽく
退色したときの色がその人のその明るさのアンダートーン
ということです。
なんで赤く・黄色くなるのか?
いつも赤くなっちゃう・オレンジになっちゃうって人は
アンダーカラー(色素)がまだ削りきれていない赤味・オレンジのゾーンにいる
いつも黄色くなっちゃうって人は
アンダーカラー(色素)が削られて黄色のゾーンに入っている
というイメージです。
赤味があるのが嫌!!!
って方は大体そんなに明るくない方が多いですね。
(例外的に僕みたく明るくしても赤味が異常に強い人もいます)
そういう時に先日の記事のように
補色を利用してカラーリングをしていきます。
美容師が見極めるポイントは
- アンダーカラー
- 前回のカラーで残っている色素
- ダメージ具合
を見極めてヘアカラーを調合していきます。
その時のその状態を見極めてカラー剤の配合を変える。
カラーしていて楽しいところであり
難しいところであり
見せ場でもありますね。
これを理解していると、
- 艶のあるカラー
- 外国人風のカラー
- 落ち着いたカラー
どんなカラーでもできます。
ヘアカラーは奥が深い。
分からないことがあれば、Lissスタッフに聞いてみてくださいね!
みなさんがカラーを楽しめるように心よりお待ちしています。